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水耕栽培で心を穏やかに
水耕栽培とは、家庭で楽しめる水分で作る植物を指します。ベランダ菜園のように土や太陽光は必要でないため、部屋のインテリアとしても役立ち、食卓にも並べられる非常に楽しめる趣味の一つです。水耕栽培は必要な道具も少なく費用も手間もかからないため、忙しい方でも取り組んでいる方が多い趣味です。
水耕栽培は、パセリやバジルなどハーブ系が美味く育ちやすいですが、ミニトマトやベビーレタスなども育てられるため、毎日取れたての新鮮なサラダを作ることも可能です。上手く育てれば、季節関係なく無農薬の野菜を育てられるため、水耕栽培は健康志向の方にもおすすめです。今回は、そんな水耕栽培について正しい知識が身に着けられる資格を3つご紹介いたします。
人気:水耕栽培士
日本生活環境支援協会が主催する水耕栽培士は、水耕栽培でイチゴや小松菜、エンドウ豆など様々な植物を作れる程度の知識を身に着けた方に送られる資格です。これらの野菜の育て方に加えて、水耕栽培の数多くの技法や道具の工夫、害虫対策などの知識が必要で、実際に野菜を問題なく育てられる知識が身に着きます。
水耕栽培初心者の方が独学ではなかなか難しい資格かもしれませんが、水耕栽培は多くの本や資料も販売されており、取り組んでいる方も少なくないため、自分なりの勉強方法で目指していただきたいです。水耕栽培士が取れる通信講座もあり、そちらは水耕栽培士ともう一つ水耕栽培の資格を同時取得できますので、教材費はかかりますが、本格的に資格取得を目指している方にはおすすめの講座です。
受験料:税込み10,000円
受験場所:自宅
申し込み方法:日本生活環境支援協会のホームぺージ
試験日:2ヶ月に1回開催
合格基準:70%以上の正答で合格
水耕栽培インストラクター
日本インストラクター技術協会が主催する水耕栽培インストラクターは、水耕栽培の知識はもちろん、水耕栽培で育てられる野菜の細かい知識も必要になる資格です。道具のお手入れ方法や、さらに手軽に水耕栽培を始める方法、野菜ごとに適した環境づくりなど、水耕栽培を人に指導できるレベルまでの知識が身に着きます。人気の水耕栽培士よりも少々本格的な資格ですが、もし水耕栽培を生涯の趣味にと考えていたり、水耕栽培を使った事業を展開しようと考えているのであれば、二つの資格を同時に目指すことをおすすめします。
水耕栽培インストラクターは、水耕栽培士と同じ通信講座で取得できる資格であり、特別なコースでは資格試験免除でこの2資格が確実に取得できる内容のコースもあります。水耕栽培はスクールなどレッスンも少なく、通信講座も決して多くは無いため、初めて水耕栽培にチャレンジする方でも自分のペースで資格取得が目指せる「諒設計アーキテクトラーニング」の通信講座はおすすめです。
受験料:税込み10,000円
受験場所:自宅
申し込み方法:日本インストラクター技術協会のホームぺージ
試験日:2ヶ月に1回開催
合格基準:70%以上の正答で合格
美味安全野菜栽培士
日本園芸協会が主催するこの資格は、特定の講座を受講することで取得可能な資格です。水耕栽培がメインの資格ではありませんが、様々な栽培法が身に着く資格ですので、水耕栽培をはじめたい方にもおすすめの資格です。この資格を取得することで、約150種類の野菜の栽培方法を身に着けることが出来ますので、園芸関係に就職したい方や、これから農家や家庭菜園をはじめたい方には是非取得していただきたい資格です。また、無農薬や有機栽培についても詳しく学べ、家庭菜園に適した野菜や栽培方法も知ることが出来るので、本格的とまではいかないけど、いつかベランダ菜園など始めてみたいと思っている方にもおすすめできます。
日本通信教育振興協会から「生涯学習推奨講座」と認定されたこの資格は、毎年文部科学省大臣から成績優秀者へ表彰されています。標準学習期間は6ヶ月で、今受講すると5種類の有機野菜のタネも特典として付いてきますので、今すぐ始めたい方は協会のページを要チェックです。
受講料:税込み47,000円
受験場所:自宅
申し込み方法:日本園芸協会協会のホームぺージ
試験日:随時
毎日を彩る水耕栽培
今回ご紹介した3つの資格はどれも、初めて水耕栽培に取り組む方でも目指せる初心者に優しい資格です。水耕栽培は難しく思われがちですが、実は土で育てる植物と難易度は変わりません。寧ろ、屋内で植物や野菜が育てられるので、外に出るのが億劫でベランダ菜園に手が出ないという方にもピッタリの趣味なのです。最初は難しく考えず、基礎的な知識だけ覚えて育ててもらいたいですが、興味がある方はもう少し本格的に学び、今回ご紹介した3つのような資格を目指してみていただきたいです。水耕栽培は、これから先の長い人生を彩ってくれる素敵な趣味です。新しい趣味を探している方にも、水耕栽培はおすすめです。