ピザやパスタは今やどこの家庭でも人気のメニューです。イタリア料理でも家庭でお店の味が出せたら最高です。さまざまなメニューが人気の中で、イタリア料理は家庭でも最高のメニューのひとつです。イタリア料理でもさまざまな資格がありますので、自分に合った資格取得を目指しましょう。
目次
人気【イタリア料理ソムリエ】
「イタリア料理ソムリエ」は、日本安全食料料理協会が主催している認定資格です。
求められる資格としては、「イタリア料理に使用するオリーブ・チーズ、野菜や果物などに関する知識を有しているかどうかです。
ほかにも食肉加工品やその伝統的な製法、種類、正しい取扱いや保存方法などについての知識についても求められます。
また、イタリア料理の特徴といってもイタリアは地域ごとによりさまざまな違いがあり、「北イタリア」「中部」「南部のイタリア」それぞれ地域の特徴ごとに答えられなくてはいけません。
例えば北イタリアの料理の特徴といえば、バター、生クリームを使った料理が多いですが、イタリアでも中部になると魚介類を使った料理が多く、南部のイタリア料理では、ムール貝やトマト、ナスを使ったパスタ料理が多いという特徴があります。
具体的な試験の内容としては、アンティパスイトやドルチェというイタリアンのコースのメニュー構成、テーブルマナー、カラトリーの使い方、パスタの食べ方、ピッツアの食べ方についても知っておくことです。
ほかにもオリーブオイルの選び方やパスタの種類などイタリアンに関するさまざまな知識を知っておくことが必要です。
【イタリアンコーディネーター】
「イタリアンコーディネーター」とは、幅広くイタリアン料理について学べる、おすすめの人気資格で日本生活環境支援協会(JLESA)が認定しています。
資格では「イタリア料理の食材や作り方」「メニューの構成や選び方」「食材との組み合わせ」「ドルチェやカフェと料理の相性」などを学ぶことができます。
美味しくイタリア料理を食べるためには、アンティパスト・プリモピアット・セコンドピアット・ドルチェ・カフェなどの組み合わせ方を知ることが必要です。
これにより最適な組み合わせのメニューを組みたてる知識が身につきます。
イタリア料理の代表的な食材についても、パンチェツタ・生ハム・サラミ・プポルチーニ・トマト・アーティチョークなどの使い方やレシピを学べます。
これらの食材は、見た目、味についてもこれら使うことで、料理も一段とランクアップします。
ほかにも、ビネガーやフレーバーオイル、ハーブやスパイス、ロングパスタ・ショートパスタなどについても、使い方、レシピなどが学べます。
【イタリアンマイスター】
「イタリアンマイスター」は日本能力開発(JADP)が認定する資格で、この資格の目的としては、イタリア料理を作る基本技術の理解を通し、調理技術の向上を目指しています。
資格の内容として「イタリア料理の楽しみ方」「ほかのメニューへの応用」「おもてなしの心」などの向上の目的もあります。
資格取得の基礎知識としては、「乳化・火加減・塩加減」「前菜の作り方」「パスタの作り方」「メイン料理・ドルチェ」に関しての基礎知識などを学ぶことです。
例えば、イタリア料理の作り方として「乳化」については、オリーブオイルのソースをお湯でゆでたパスタにしっかりと絡ませることで美味しくつくれます。パスタ料理では「乳化」についてしっかりとマスターできると美味しくつくれるようになってきます。
【イタリア料理研究家認定1級】
「イタリア料理研究家認定1級」は、日本イタリア料理教室協会(ASCIG)が認定する資格で、毎年1回開催されています。
級のレベルでは、3級・2級・1級と3つのレベルで設定されています。
たとえば、1級についてはイタリアの20州のそれぞれの地方料理についての特徴が説明できることが求められていますし、イタリア全土のフォルマッジ・サルーミなど特産物について理解していること、イタリア各地のワイン名と品種、産地などについてその特徴がわかることや、イタリア語で書かれたレシピを理解することが求められています。
ほかにも、イタリア全土の伝統料理を100メニュー(かつ100時間以上)実習していることや、イタリア全土のワインを50種類以上学んでいることなどが求められています。
この資格ではイタリア料理について、深く学べることや資格取得後にはどんな質問でも自信をもって答えられることです。
【イタリア料理研究家認定試験3級】
「イタリア料理研究家認定1級」の資格の入門資格が「イタリア料理研究家認定3級」となっています。イタリアの料理愛好家であれば受験資格は問いません。
資格取得のための教材は、専用の教材が販売されています。それを使い学習して受験では、受験料が認定料と合わせて3万円以上かかります。
いちからイタリア料理を学びたい人にはおすすめの資格です。
【まとめ】
イタリア料理とひとくちに言うことはあっても、たくさんの資格の中から自分に合ったものを選ばなくてはなりません。
料理だけではなく、歴史や地理など幅広い知識を学ぶことができます。日常的にイタリア料理を楽しみたい方や飲食業の方にはおすすめの人気資格です。