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幼児食とは
離乳食はわかっても、「幼児食」って聞き慣れない言葉ですよね?では離乳食のあとはどうしますか?またどうしていましたか?多くの方はきっと大人と同じ食事を薄めにして与えているとか、かみ砕いて食べさせるとか、ではないでしょうか?またいけないと思いつつ、ファストフードや加工食品を食べさせてしまっているという方もいるかも知れませんね。
本当は離乳食の後は幼児食といって、まだまだ嚙む力や消化機能が未熟なお子さんに合った食事をさせてあげることが大切なんです。年齢の目安は1才~5才、歯はだいたい10本くらい生えてきたら大丈夫です。食事の回数1日3回が習慣になっているといいですよ。食生活のリズムとしては朝8時、昼12時、夕飯18時が理想的です。不足しがちな3つの栄養素をご存知ですか?カルシウム、鉄、食物繊維がそうです。
現代では便利なものが増え、料理も簡単にできるようになりましたが、そこには栄養の偏りという落とし穴があります。特に1才~5才というまだ身体が出来上がっていないお子さんには、正しい食生活を送らせてあげたいですね。そのための知識がきちんと身についているか確かめるのが幼児食マイスター認定試験です。ぜひそんな知識を身につけるきっかけとして、受けてみませんか?
幼児食マイスター認定試験とは
幼児食マイスター認定試験は「日本安全食料料理協会」が主催している試験です。
これは子どもの成長に合わせて、栄養バランスを考えた献立を作ることができる知識や幼児食に向く食材・不向きな食材など幼児食に関する知識を持った人に与えられる資格試験なのです。その他にも「子どもの身体の作り」「脳や神経細胞の成長」に合わせた食事や「骨や筋肉の成長を促す」食事を意識すること。また蕁麻疹など全身の皮膚への症状を起こす「アナフィラキシー症状」の予防、対策、対処を行えること。更には遊び食べなどを上手にやめさせるしつけができることもこの資格には含まれています。
幼児食マイスター認定試験の申し込み~合否通知の流れ
まず受験資格ですが、この資格については特にありません。誰でも受験可能です。そして在宅受験なのでこの知識に、最も興味がある子育て中のお母さんでも受けられるのがうれしいところですね。正解率70%で合格となります。
・申し込み:日本安全食料料理協会のホームページから申し込めます。この時受験者情報を入力します。
↓ 申し込み期間は奇数月の1日~30日
・受験票、試験問題、解答用紙、返送用封筒が送付されます。
↓ 受験料(10,000円(税込み))は代引きですので、上記を受け取る際に支払います。
・設定された試験期間内の都合のいい日に在宅で受験します。
↓
・解答用紙を提出期限までに返送用の封筒で送付します。翌月20日に合否通知が発送されます。
幼児食マイスター資格でできること
この資格は就職に直結する資格ではありませんが、実際に特に大切な成長期の子どもの食事を、正しい知識で作ってあげたり、子どもの身体の作りを理解しておくことはお母さんとして自信をもって子育てできることにつながります。また保育士や栄養士などの資格と合わせてもっていれば、より仕事のやりがいも出てくることでしょう。復職したいときは再就職の良いアピールになると思います。
幼児食マイスター認定試験の口コミ
何と言ってもこの資格は、実生活で即役立てることが一番の魅力でしょう。この試験を受けるきっかけが「自分の子どものために受けた」という方が大変多いようです。また「母親になる前に先に身につけておきたかった」という方もいます。
ブログを書いている人は多いと思いますが、その中で幼児食の献立を披露し、見ている人の役に立てるのも楽しいですね。「幼児食マイスターの資格をとったのでこんなレシピを考えてみました~」など幼児期にどんなものを食べさせてあげればいいのかや、アナフィラキシー症状になった時の対処法などを正しい知識で教えてあげれば、子育て中のお母さんたちにはとっても喜ばれることでしょう。