資格や検定というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。現在、国家資格から民間資格まで１０００種を越える多種多様な資格や検定があります。
国家資格や公的資格は法的に定められていたり、特定の業務を行うために必ず必要な資格です。民間資格は国家資格や公的資格に比べ、現在の社会状況、世論にそくした技術や知識を測るために作られた資格です。検定や認定試験というのがこれに当たります。
日本インストラクター技術協会も民間資格として技術が水準以上であることを認定する機関です。インストラクターとしての技術なので人に教える力ということですね。現在、日本インストラクター技術協会では約４０種類の認定試験を行っています。
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どのような認定試験があるの？
日本インストラクター技術協会が行う認定試験の分野は幅広く、身近な食にまつわるものとしては「食用油アドバイザー認定試験」、「家庭菜園士試験」、「ソムリエインストラクター認定試験」、珍しい認定試験では「ドライフルーツ製法インストラクター」というものもあります。
最近、健康やダイエットで注目されているドライフルーツですが、この製法を学び、インストラクターの資格をとれば日々の食生活の幅が広がることはもちろん、食品の開発にも役に立ちそうですね。
暮らしに役立つハンドメイドでは「デコレーションインストラクター認定試験」「ビーズアーティスト試験」、「UVレジンデザイナー試験」などがあり、取得すれば趣味という範疇を越え、インストラクターとして講座を開くきっかけとなるかもしれません。
その他、「エクステリア心理士」、「建築模型技工士インストラクター認定試験」「苔玉士認定試験」「歩き方インストラクター試験」「風水鑑定士認定試験」というように専門性の高い認定試験から生活を豊かにする、ＱＯＬを高めるための認定試験が取りそろえられています。
日本インストラクター技術協会の認定試験の特徴
日本インストラクター技術協会の認定試験の特徴はすべて在宅試験となっていることです。試験会場に赴くこともなく、試験期間の中で自分の都合に合わせて受験することができるため、身構えることなく比較的気安く受験することができるでしょう。合格基準は７０％以上の正答率となっています。受験料はどの認定試験も１万円です。
認定試験は就職に有利になるの？
資格を持っていることは一般的に就職には有利であるといわれています。民間資格や認定試験でも多くの資格を持とうとする傾向があるのは、それらを持つことによって、知識や技術を持っていることはもちろん、その分野への興味、探求心を企業にアピールできるからです。
前項の家庭菜園やソムリエ、ドライフルーツ製法の資格を持っていれば、認定試験に合格していることで食について学び、知識を深めようとする意欲を企業に伝えることができるでしょう。採用する企業側としてもやる気のない人材よりも知識や技術を求めて自ら動ける人材を採用したいと思うのは当たり前ですよね。
また、日本インストラクター技術協会の認定試験が優れているところは、人に教えるスキルを認定するというところにあります。自分の中で知識を消化するに留まらず、指導者としてのスキルが認定されるのです。
日本インストラクター技術協会の評判
この協会の認定試験が評価される点はやはり在宅受験という点にあります。
仕事や家事などで時間が思うように取れない方でも自分の予定に合わせて受験でき、合格すれば他の検定や認定試験のように認定証が発行されます。どの認定試験も偶数月に試験が行われており、就職試験や面接に合わせて認定試験を受験しておくこともできるでしょう。就職活動では履歴書になるべく空欄は作りたくないものです。日本インストラクター技術協会の認定試験は暮らし系の認定試験が豊富なので自分の趣味と試験が重なっていることも多いでしょう。趣味の分野でも認定試験を受ければ向学心の表れとなるので履歴書の趣味や特技の欄が書きやすくなりますね。
また、自分の技術や知識の達成度を測るのにも認定試験は便利だという口コミもあります。趣味など自分のレベルが上がったと感じてもそれを客観的に判断するのは難しいものです。しかし、認定試験に合格すれば自信となり、さらなるスキルアップを目指すきっかけにもなるでしょう。
