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POP広告・デザイン資格人気比較

POPは、point of purchase advertisingの略語で、「購買時点広告」と訳され、書店やスーパーマーケットなどでよく用いられている販売促進ツールです。手作り感があって個性的なPOPは、店員(接客員)の気持ちがお客さまにストレートに伝わる効果や、店の雰囲気がひと目でわかる効果もあることから重要視されています。それだけに店舗は苦心するところでもあり、資格をもっていると、正社員に限らずアルバイトの立場であっても、キャリアアップにつながることは確かです。消費者がいる限りなくなることはないといわれるPOP広告。ここでは各種ある資格の中のとくに人気の4種を紹介しましょう。

目次

人気 POP広告デザイナー

広告デザインについての基礎知識(ペンの持ち方、文字の書き方、線の引き方、配色のしかた、全体のバランス、季節感など)、制作手順、印刷までの工程などを修得し、実際のPOPデザイン能力が一定水準を超えている人が対象です。主に小売業界で用いる広告媒体であることを意識し、消費者の購買意欲をかきたてる作品であることが求められます。資格取得後は、スーパーマーケットや書店などの販売業、カフェやレストランなどのサービス業、広告業界などで活躍したり、カルチャースクールで講師活動をすることができます。主婦の在宅ワークにも適しています。

主催:日本デザインプランナー協会。受験料:10,000円。在宅受験。

POP広告アーティスト

POPライターは、さまざまな広告に応じて消費者の購買意欲を促進するビジネスデザインをすることで、工夫やアイデアでライフスタイルを向上させ、生活をより充実させることを目指します。視覚的なデザイン力だけでなく、自分が広めたいメッセージを明確に打ち出すスキルが求められます。試験ではそのほかコンプライアンス(法令順守)に関することも出題されます。その意味では、上のPOP広告デザイナーより高度なテクニック・スキルを要するといえるでしょう。資格取得後は、インストラクターとしてデザイン教室を開いたり、カルチャースクールで講師活動をすることができます。

主催:日本インストアクター協会。受験料:10,000円。在宅受験。

コトPOPマイスター検定

コトPOPとは、商品そのものだけでなく、商品の価値を「見える化」したものです。たとえば、新しい商品を売り出す場合、そのPOPを見たお客さまが「こういう商品があるんだ」と発見し、「使ってみたい」と興味をもち、「便利そうだ」と使い方などに共感し、使ったあとで満足している自分の姿を想像できるような広告のことをいいます。試験を受けるには、下記協会が行う講座を終了することが条件です。資格取得後は、スーパーマーケットや書店などの販売業、カフェやレストランなどのサービス業、広告業界などで活動することができます。

主催:日本コトPOPマイスター協会。受験料:5,400円。在宅受験。

POP広告クリエイター

小売業やサービス業で用いるPOP広告を制作する仕事で、受験資格は、1年以上の実務経験があるか、専門学校でPOP広告について学習した人とされていますが、POP広告の知識がある人はとくに実務経験がなくても受験可能です。試験には、販売促進とPOP広告の基礎知識などを問う学科試験と、レタリングや装飾文字などを用いる実技試験があります。資格取得後は、スーパーマーケットや書店などの販売業、カフェやレストランなどのサービス業、広告制作会社などで活動することができます。

主催:社団法人公開経営指導協会。受験料:5,400円。会場受験(全国主要都市)。

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